当社は、前述の環境方針のもとに、行動指針を集約し従業員一人ひとりの意識ベクトル
を合わせる意味で、2012年度より
新規に上記に示します「環境スローガン」を掲げ、
5地区、1グループの
計6サイトで、活動を推進しております。
次に、当社の昨年度より向こう4年間(2016年度3月末迄)の「行動の柱」を以下に示します。
上記の各項目の側面には、当該環境法規制が関係しております。
当社は、「定期的順守評価」を実行部隊の6サイト毎に実施、「法違反」がないことを常に確認しながら、推進しております。
ここでは、2012年度の実績について、新しく「設定」しました「行動の柱」とリンクさせて、主な成果をご紹介致します。
以下に示す2011年度までの省電力対応の取組み以外に、2012年度は、2011年度末(2012年3月末)、経済産業省が提唱する
「国内クレジット制度(国内CO2排出削減量認証制度)」に応募し、当社山梨工場、京阪奈工場の二大拠点工場で蛍光灯や高天井水銀
灯のLED化、及び人感センサー付蛍光灯の設置等を推し進め、2011年9月1日~2012年12月31日の16ケ月間で
合計約129トンのCO2排出量削減効果が得られております。(「国内クレジット制度」への応募は業界初の試みです。)
ここでは2011年度以前から取組んでおります省エネ活動とその実績を紹介します。
(2-1) 電気使用量の削減:この取組みは当社が環境活動を開始した当時からの取組みであり、
2011年3月に発生した東日本大震災
を契機により強力に推進して来ており、主な取組み内容は以下の様になります。
(2-2) ガソリンの燃費維持活動:当社営業グループでは、CO2削減に貢献するために、ガソリンの燃費を向上維持すべく
「エコ運転」を実践しております。これまでの主な内容は、
以上のように、着実に実績を維持向上しております。
今後も、電気エネルギ-は目標改善活動を、ガソリンは実績維持活動を継続してまいります。
当社では、これまでも、紙等の一般廃棄物から金属、樹脂などの産業廃棄物までが廃棄されて最終埋立られ
たり、焼却処理されたりすることで、環境負荷を高める事がない様に、「分別」を徹底し、「リサイクル化」に努めて
おりますが、昨年度からは、この考え方を更に強化する意味で、全社挙げて特に工場地区では分別の徹底で、埋立、
焼却される廃棄物を限りなく「ゼロ」にするいわゆる「ゼロエミッション」活動を推進しております。
その方法として、当社京阪奈工場では、従来、「埋立」や「焼却」に回されていた「廃プラスチック」を「ビニール」、
「PPバンド」、「ベークプレート」等プラスチックの種別毎に細かく分別することで「有価処理」が出来、全てリサイクルに
回るような廃棄に変更することで、一歩でも「ゼロエミッション」に近づく様な活動を行っております。
当社岐阜工場では、営業を通じて顧客様から返品された製品に対して、分解、チェックの徹
底で部品のリサイクル化、リユース化を推進し、使用期限切れ等でどうしてもリサイクル・
リユースの出来ないものを廃棄しております。図1に事例写真で説明します。
当社は、北は関東支社札幌事務所から南は九州支店沖縄営業所まで、各サイトで環境活動を行なっております。
内部での「環境活動」のみではなく、共存地域との美化活動等の「環境コラボ」活動を推進しております。
事例としまして、岐阜工場の工場周辺可児川沿いの清掃活動、中部支店名古屋営業所の自社ビル前バス停付近、九州支店福岡営業所
の自社ビル付近の公道等の清掃活動の写真を
図2~4に示します。
2013年度活動内容
ここでは、今年度の活動について、昨年「設定」しました「行動の柱」とリンクさせて、主な取組み内容の概略をご紹介致します。
昨年からは単なる「清掃活動」に加えて、「生物多様性」を考慮した
「ビオトープ」整備活動を意識した工場周辺環境整備活動(2回/年)
を各工場で実施しております。
内容は以下の通りです。
以上、当社は、冒頭にご説明しております様に、6サイトに別れ、全地区、
全職能が
一丸となって環境活動を推進することで、地球環境保護に貢献
し、地球にやさしい製品のご提供に努めております。